こんにちは。
スモールジム浅草橋本店です。
「血糖値スパイク」という言葉をご存知でしょうか?
SNSで一気に知識の共有ができてしまう現在では
もうこの言葉を知っている人も本当に多いのですが、ドカ食いをするなど一気に胃腸に食べ物を入れる、あるいは少量であっても菓子パンや甘いお菓子などの
吸収が早い糖を、お腹が空いた状態で食べることで血糖値が急激に上昇することを意味する言葉です。
一気に上昇した血糖値を処理するために
インスリンというホルモンが分泌され、処理過程で体脂肪をとして蓄積されるなどの現象が起こります。その他にも酸化や糖化といった現象が体内で起こります。
いわゆる「内臓への負担」だと考えるとシンプルです。
内臓への負担がかかる食品を日常的に摂り続けたり、
負担がかかる食べ方をする習慣があると、その「内臓への負担」が
例えば便秘などあらゆる症状として発現してくるというわけですね。
タンパク質をプロテインパウダーで摂ることを
否定する医師や学者の意見というのも、この点からのものが中心です。
大量のたんぱく質を一気に胃腸に流し込むように摂取すれば
それだけその処理のために内臓が頑張らねばならず、特に腎臓への負担が過度になってしまうということです。
だからと言って「プロテインは毒だ!」というのは言い過ぎですし、
それを言うなら「血糖値を急上昇させる菓子パンも毒だ!」となります。
この観点から言えばお酒なんて毒そのものだということになってしまいます。
気をつけるべきポイントが「急上昇」です。
「ある特定の栄養素を、
空きっ腹(胃腸に入ってきたものをすぐに取り込みたい状態)に、
一気に流し込むように入れること」
が体への負担となるわけです。
あれは良い・これはダメ
という点で栄養を考えるのではなく、まずは上記の点をしっかりとらえましょう。