「座ったまま」「一日中ほとんど動かない」はやっぱり危険です!

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店です。

 

新日本プロレスのレスラー、永田裕志のYouTubeチャンネルが

とても面白いので高頻度で視聴しているのですが

この記事を書いている数日前にアップされた長井満也(プロレスラー)との

対談動画の内容がこれまた興味深いものでした。

 

長井選手は練習生の頃に「頚椎の脱臼骨折」つまり

首の骨が折れてしまう大怪我をして生死をさまよう経験をしたそうです。

生命維持はできていても全身不随な状態になる可能性もあった状況から

完全復活してプロレスラーとして試合ができるくらいまで

回復している本人の体力やリハビリを成し遂げた精神力が桁外れです。

 

その時の体験談で

「これで腕の筋肉を動かすリハビリをしましょうと

言われて渡されたのがたった2kgのダンベルで、俺はつい1ヶ月前まで30kgくらいのダンベルでトレーニングしてたのにこの程度?舐めるなと思ってそれを持ってみたんだけど重くて動かせなかった」

と言っていました。

 

その他にも、首の骨や関節の状態が安定するまで

4週間(1ヶ月)はほぼ病院のベッドの上で過ごさなければならなかったそうですが、

時間が経過して「では今日は起き上がって座った状態になりましょう」ということで

上半身を起こしてみると、バランスが取れずに上半身がグルグルと回るように揺れてしまうとか、

さらに時間が経過して今度はベッドから立ち上がる動作をしてみると

足の裏の感覚がすっかりなくなっていて怖くて立てない、立てても

足に体重がかかるとものすごく痛く感じるといったことを話していました。

 

一般人の数倍どころか100~1000倍も体を鍛えているレスラーでも

2~3週間から1ヶ月ほど体を動かさなかっただけで

あっという間に筋肉がなくなり、その他の体のありとあらゆる機能が

劣化・低下してしまうという生々しい体験談だったのですが

現代人の多くはデスクワークという形で、入院当時の長井満也と同じ状態にあると言っても大袈裟ではないと思われます。

 

自覚ができないだけで、

歩かない・動かない・座ったまま・ソファーに横になったまま

というのは確実に老化を速めてしまいます。

 

世界的に比較しても、日本人が座って過ごす時間は長く

ランキング形式にすれば上位に入るそうですが

これは「ヤバい」と言っていいでしょう。

 

動かないことの危険性

言い換えれば

動くことがどれだけ健康に役立つか・必要不可欠かということです。