見直されてきている”お米”

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店です。

 

ここ1~2年でお米、さらに言えば白米というものが見直されてきています。

「短期間で劇的なダイエット!」というものを売りにするジムの影響もあってか、

「ダイエットには糖質制限」という認識がすっかり定着しましたが

その過程で「太る食べ物」として扱われていたのが白米でした。

 

「白米は玄米を精製したもので

その過程で栄養が豊富なヌカの部分がそぎ落とされている

糖度が高い部分だけが残っているのが白米だから血糖値を上げやすい」

 

というのが主な理由として挙げられていますし

これまでもそのように言われてきました。

 

飲食店でも白米の他に玄米や雑穀米、

あるいはもち麦ごはんを選べるようにしているところも増えましたね。

 

確かに理論上はそうなのですが「実際に食べてみるとそうでもないぞ」

という認識がここ1~2年で広まってきています。

というのも、体重や体脂肪のコントロールに世の中で一番敏感であるボディビルダーやフィジーカーが、SNSで「減量時のフル食はこちら!」とか「増量の時期の食事メニュー」など

を公開する時に、白米を食べているケースが目立ってきているのです。

 

確かに白米の主成分は糖質ですが、より詳しく言えば「ブドウ糖」です。

ブドウ糖は基本的には筋グリコーゲンになるもの、

簡単に言えば筋肉のエネルギーになる糖で、脂肪に変わるものではないのです。

 

それに比較して体脂肪に変換されやすいのが果糖で、

それがブドウ糖と合わさった「砂糖」がもっとも体脂肪に変わりやすいのです。

 

炊き立てのホカホカご飯というのは血糖値を

急上昇させるのですが、常温の白米というのは食物繊維と同じ成分が多量に含まれるため

それほど血糖値の急上昇は起こりません。

 

当たり前ですが、「量」を多く食べればそれは脂肪を増やすことになりますが

適切な量というものを考えて食べるようにすれば

減量やダイエットに、反対にしっかり筋肉をつけて体重を増やしていくことにも便利な食べ物です。

 

お米は見直されてきています!!