筋トレは体に良くない???

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店の森岡です。

 

昨日に続いて、健康情報や栄養などに関する

良い面・悪い面について書いていきます。

 

まずは「筋トレ」!!!

一般的に筋トレは現代人にとって欠かせないものであり、

そのメリットだけ挙げていけばキリがありませんので

スモールジムとしての見解は「筋トレは体に良いもの」です。

 

一方で、筋トレについて否定的な意見もあり、それはそれで一定の科学的根拠もあります。

 

筋トレというのはいわば「息を止めて力む」という行為ですので

血圧やその他体の内部の圧力が上がります。

白内障など目に何かの症状がある人に対して、眼科医が

眼圧を高くしないようにということで筋トレを含めた運動をしないようにと

進言することは頻繁にあります。

 

細かい話になるとmtor(エムトアー)という体内で発生する酵素が挙げられます。

この酵素は、簡単に言えば体を活性化させ筋肉を増やしてくる作用があり、

まさに筋トレをすることでそのスイッチがONになるので筋トレをすると筋肉が増えるということになります。

しかし、mtorが活性化していると体内で長寿遺伝子とも呼ばれるアンチエイジング系の作用をする遺伝子のスイッチがOFFになってしまいます。

また、人体というのは古くなった細胞や病気の元になりそうな劣化した細胞を自分で食べてエネルギー変換するという機能が備わっており、これによって新陳代謝が活発になるわけですが

mtorが活性化してしまうとその機能が低下します。

この部分だけに目を向けてしまうと

「筋トレをすると寿命が縮む!」

「筋トレすると病気になりやすい!」

といった認識になってしまいます。

 

科学的に間違ってはいないのですが、それは偏った見方です。

 

あらゆる体の不具合や老化・劣化などは

「筋肉量が減ること」や「筋力が低下すること」で進行します。

また、病気にならない・ウイルス感染しないといった免疫力に関わる「体温」を発生させるのは筋肉ですので、これを減らすことというのはできるだけ避けた方が良いと考える方が自然です。

 

一つの角度から見れば筋トレは良くないものですが

違った角度から、全方位から俯瞰で観察すればメリットも多々あります。

デメリットの部分が広がってしまうのはあくまでも「筋トレをやりすぎた場合」に限り、

「筋肉が付きすぎて大変だ」というくらいにでもならないと感じられないものです。

 

ということで、筋トレは体に良いもの・必須なものということになります。