なんでも”過剰”は良くない!

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店です。

 

色々な健康情報や栄養情報が溢れるようになりました。

SNSによる情報共有、特にXによる拡散力は凄まじいものがあり

炎上してる出来事は瞬時に全世界に同時中継されてしまいますね。

この食品が良い、これを食べると良いといったことも

今ではトレーナーではない人も知識を身に着けています。

 

しかし、「これは良い」「これはダメ」というような

一部分からの視点で栄養や食品について捉えてしまうとドツボにはまってしまいます。

 

例えばタンパク質です。

タンパク質は体を構成する栄養素ですから、

不足している状態が続くのは良いことではありません。

なので手軽に便利にタンパク質が摂れるプロテインパウダーを活用している人も多いのですが、そうすると今度は「プロテインなんて毒だ!飲んじゃだめだ!」という意見を言う人も出てきます。

そうすると、今度は「やっぱりタンパク質は摂るのやめよう」と

その意見に揺さぶられてしまったりもしますね。

 

角度を変えて見れば

「タンパク質は必要ない、プロテインは毒だ」というもの正しい見解です。

人間の身体はタンパク質でできていますが、体内から発生してしまうあらゆる病気の多くはタンパク質の変性によって生じるものです。

例えばベータアミロイドという変性タンパクが脳細胞や脳神経にたまってしまって

運動障害や脳機能障害を発生させてしまうのがアルツハイマーです。

たんぱく質は体に良いのだ!と思ってどんどん摂取することは、病気の元を増やしてしまうことになりかねません。

 

砂糖や塩も血糖値や血圧を上昇させてしまう「毒」ですが

水と混ぜて摂取することでその水の口当たりがよくなり、「味がしない真水」に比べて甘い水の方がどんどん水が飲めて効率的に水分摂取ができたりします。

熱中症対策には水に一つまみ程度の塩を混ぜて飲むのが良いとされてたりもします。

 

このようにあらゆる栄養や食品には良い面もあれば悪い面もあるのです。

 

「確実に悪い」と言いますか良くないのは「過剰」、

つまり摂りすぎ、食べすぎ、ということです。

 

具体例を挙げながらこの話題について明日から少し続けてみます。