運動は根本へのアプローチ

首や肩がものすごく凝ってカチカチになってしまう

とか

目の疲れが半端じゃない!

という人がマッサージ院やリラクゼーションサロンなどに駆け込んだとします。

 

凝っている部分であったり全身をほぐしてもらって

調整をかけてもらえばスッキリすることは確かです。

では、もうそれで大丈夫なのでしょうか?

 

しっかりとほぐしてもらったとしても

この人の仕事がデスクワークや在宅ワークで

ほぼ一日座ったまま、ずっと動かないままの生活習慣になっているとしたら

その効果はなかなか持続せず、すぐに同じ症状が出てしまうでしょう。

 

根本的なこと、そもそも

「どうにかして椅子に座りっぱなしになっている生活」を少しでも変えない限り、

同じ症状でまた悩まされることになります。

 

この場合の根本的なアプローチとは「体を動かすこと」であり、

あるいは「座って動かない状態でいる時間を少しでも減らす」ということになります。

シンプルに「動かなすぎることで発症している症状」には

「動くこと」がその対処法になるわけです。

 

なので「運動」がそれに相当します。

ラジオ体操の中の動作を3つくらいやる、

10分でも5分でもいいので外に出て歩いてくるなど

ちょっとだけでも体を動かすということが有効です。

 

しかし、人間は何かきっかけや強制力が働かないと気持ちの切り替えができません。

自分でやる気を起こして自分で何かアクションをする

またそれを継続するというのは、イチローなどの常人を超えた存在ならすぐにできますが

一人ではできない・やらないのが大半です。

 

なので、我々のようなジムがあるわけです。

「行かなくてはいけない」というある意味での

強制力が掛かった状態に身を置くことで、むしろ自然と運動を継続できるようになるのです。