「7時間寝たかどうか」ではなく・・・

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店です。

 

電車内の広告でも書店でも

最近やたらと目にするのが「睡眠」に関する本です。

類似した疲労回復系の本も本当にたくさん出版されていて

以下に現代人が疲労を回復させたいか=疲れている(と感じている?)か

が分かります。

 

色々な本を手に取ってページをめくってみると

やはりどれも同じようなことが書いてあります。

それが悪いとか中身が無いということではなく、体や脳を休ませる方法

というのは特殊なものは存在せず基本が大切ということになるかと思います。

その基本は睡眠ですね。

熟睡するために必要なことや、目安となる睡眠時間なども

多くの本に書かれているものはだいたい共通しています。

 

やはり7時間~8時間の睡眠というのが

研究者間の認識や統計データでも共通する「理想的な睡眠時間」なわけですが

睡眠にもやはり個人差があって、

短い時間でも足りる人もいれば、9~10時間寝た方が調子が良いという人もいます。

(私も8時間以上たっぷり寝る方が頭がすっきりする自覚があります)

 

「7~8時間の睡眠」にこだわるのではなく、

自分に必要なだけの睡眠時間がしっかり取れるかどうかがポイントでしょう。

 

現代人に共通しているのは

「この時間に起きていないといけない」という状態にある事です。

世の中はテレワークからまた出社形式に戻りましたが

例えば

・9時に出社するなら7時30分の電車に乗らないといけない

・7時30分の電車に乗るためには7時15分に家を出なければいけない

・7時15分に家を出るためには6時には起きて食事や身支度を済ませないといけない

 

というように

多くの人が「次の日のスケジュール」に合わせて

自分の睡眠を調整しなくてはいけない状態にあります。

 

本当は自然に目が覚めて起き上がりたくなるまで寝ている

というのがその人にとっての理想的な睡眠であり

それにかかる時間がやはりその人にとっての理想的な睡眠時間になりますが

 

生活のために

「起きなきゃいけないこと」

「睡眠を調整しないといけないこと」

「本当はもっと寝ていたいのに強制的に目を覚まさないといけないこと」

といったことが睡眠負債を生むわけです。

 

「時間」ではなく「起きなきゃいけない状況」を

以下に減らすかが良質な睡眠のカギです。