こんにちは。
スモールジム浅草橋本店です。
昨日に続いて「筋肉痛」についてです。
そもそも筋肉痛というものは「どうやって発生するのか?」
というメカニズムが現在でもはっきりと分かっていません。
「運動をした際に傷つけられた筋肉の繊維が
回復する過程で炎症物質が出る」
と考えられていますが、本当に「考えられているだけ」なのです。
正確に何がどうなって発生するのかということは解明されていません。
かつては強度の高い運動をした際に
筋肉内に乳酸が発生し、それが疲労物質として蓄積されることで
痛みの元となっているとされていましたが
現在では乳酸は疲労物質ではなく、反対にエネルギー変換されるものであることが判明しています。
こういった点から
筋肉痛が出る
=披露している
=強度が高い運動をしてしまった
=やりすぎた(自分にはきつすぎる)
というように、筋肉痛が出るほどの運動は一種のオーバートレーニングだと
考えらえるようになりました。
特に何年間もまともに運動をしていない人が久々に運動をした場合、
その人の体内(筋肉内)には普段全く感じない刺激が
急に入ってくることになります。
慣れない作業や、始めて何かをする場合というのは
実際はそれほど疲れていないにも関わらず余計に疲労感を感じるものですが、
同じように筋肉も「普段はしない作業」をするので過剰反応してしまう
一種のショック症状のようなものが筋肉痛です。