白米って実はそれほど太りやすい食べ物ではないかもしれない?

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店です。

 

炊飯器のお話が続いたので

ここで「白米」について改めて考えてみます。

 

「痩せるなら糖質制限」

「体脂肪を減らすなら糖質抜き」

という認識はすでに多くの人が持っていると思います。

ネット社会ですし、SNSによる情報拡散力だったり

ダイエット指導する動画の影響、

またはダイエット専門ジムが多くできましたからその影響などもあるでしょう。

 

痩せるための糖質制限=食事のコントロールとして

「白い糖質(精製された糖)を避ける」のは基本となりますから

砂糖たっぷりのお菓子類は控えるべきです。

 

それに加えて「精製された白い糖質」として避けられがちなのが白米でした。

白米とは元々玄米を精米し、つまり栄養価の豊富な”ぬか”の部分をそぎ落とし

おいしい糖質が豊富な部分だけを残したものということで

「血糖値を上げやすい食べ物」として扱われがちでした。

※だからこそ"糖質カット炊飯器"が生まれたわけですが。

 

しかし

ここ数年で白米についての認識も改まってきています。

 

これまでは「白米は血糖値を上げる、玄米はそうではない」

という認識が定着していて、ボディビルなどのコンテストに出る選手は

体脂肪を落とすために玄米を主食にすることが当たり前でしたが

「実際に食後血糖値を測定してみたところ、白米も玄米も大差なかった」

という実験結果も報告されるようになり、

今では減量のための食事でも100~120g(お茶碗一杯程度)の

白米を食べる選手がたくさんいます。

 

また、炊き立てのホカホカの状態でなく

常温で食べると腸内環境を整える作用がある食物繊維に似た成分(レジスタントスターチ)

が増えるので健康にも良いし、むしろダイエットの後押しになる

ということもわかってきています。

 

ダイエットのために

白米は実はそれほど毛嫌いしなくてもいいものなのかもしれません。

明日に続けます。