everything everywhere all at once

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店です。

 

今回はフィットネスや健康関連の話ではなく映画についてです。

昨日の日曜日は本当に久しぶりに映画館に足を運びました。

見てきた映画はこの記事のタイトル「everything everywhere all at once」です。

なんとこの記事を書いている数時間前にアカデミー賞作品賞の受賞が決まったようです!

(その他7部門?でタイトルを獲得しているとか!)

 

すごく簡単に書けば「ハチャメチャな映画」で、

あらすじを解説したサイトや、要約した予告編もyoutubeにありますので

詳しくはそちらを見ていただければと思いますがちょっとだけ説明します。

 

例えば、この作品の中心となるのはなんと

「人生に疲れた中年の女性とその家族」です!

 

アメリカ映画なのに登場人物のほとんどもアジア系の人たちばかり、

そして本当に我々の普段の生活の中で会うような人たちばかりで

美女やイケメンや「いかにも映画俳優」というような顔立ちが整った人も出てきません。

この辺は日本映画の「男はつらいよ」にも通じるものがあります。

実際に主演のミシェル・ヨーという俳優はなんと60歳だそうです。

 

このお話はそんな中年の女性が

同時並行で存在しているいくつもの世界(メタバース?マルチバース?)を

行き来することで展開します。

(もうこの時点で難しいかもしれません)

 

誰にでも

「あの日あの時、ああしていたらどうなっていただろう?」

と考えることがあるかと思います。

映画の中では主役である中年女性の

「これまでの人生の選択」

「それによって様々な生き方をしている自分」

が無数に存在しており、別世界の自分は例えば「一流の料理人」であったり

「歌手で成功したセレブ」になっていたりします。

「現実世界の自分」が一番冴えなくて無能でつまらない人生を過ごしているように

感じるのですが、実はだからこそできることが無限にあって

幸せというものが目の前にありました!と気がつくのです。

 

このまま書いていくと内容をどんどん

離してしまいたくなるのでこの辺でストップします。

 

それから映画とは無関係ですが

なんと映画館が混んでいたことも印象的でした。

これまでは感染対策として座席は間隔を空けて、

チケットも完全事前予約でした。

そして何よりこれまでは目立った作品が無かったので

劇場には観客が明らかにまばらだったのですが、

今回は満席と言っていいよう客入りでした。

 

やっと世の中が元に戻ってきていること実感しました。